「トラックマーケットに踏み出す最初の一歩」と、ドン・エスモンド副社長が言うまでもなく、トヨタ『タコマ』はビッグスリー最後の牙城であるトラックマーケットへの刺客である。ここでいうトラックとは、いわゆるピックアップのことだ。
アメリカにいると、トラックの多さを実感する。セダンは日本車ばかりが目に付くが、トラックはまだまだ。タコマはそのマーケットに送り込まれる刺客というわけ。パッと見のスタイル、品質感だけでも相当売れることが想像できる。
今回展示されたタコマは「Xランナー」と名づけられたスポーティーバージョン。4.0リットルV6エンジンに6速マニュアルトランスミッションが組み合わされた。