【新聞ウォッチ】「イラクで日本人拘束」でも、三菱の続報は途絶えず

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気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2004年4月9日付

●3邦人イラクで人質 自衛隊撤退を要求、武装勢力「期限3日殺害」(読売・1面)

●三菱自動車支援、独で協議。主要株主3社、役員を派遣(読売・10面)

●リコール届け出まで2年、マツダ車16万台。クレームすでに200件(読売・37面)

●日本経団連、副会長に勝俣氏。東京電力財界活動に復帰(朝日・11面)

●女性が女性向けに作った車。ボルボ発表、ポニーテールでも背もたれOK、自動操作で縦列駐車(朝日・12面)

●ダイムラーの総会延々12時間、拡大路線に株主反発、三菱自再建に圧力(朝日・12面)

●日米、高級車の発表続々、ニューヨーク自動車ショー開幕(朝日・12面)

●日本の市場介入GM幹部が非難(朝日・12面)

●光岡、新型セダン発表発売(朝日・13面)

●米フォードもハイブリッド車、NY自動車ショーで(東京・8面)

ひとくちコメント

イラク情勢が緊迫の度合いを増す中、ついに最悪の事態が起きた。8日夜に入って、「イラクで日本人3人が拘束」というニュースが飛び込んできて、マスコミ関係者も大騒ぎで紙面作りに取り組んだことだろう。

きょうの各紙が日経を含め1面トップで取り上げたのは言うまでもないが、例えば読売は、2、3、4、7、8、9、10、38、39面に関連記事を掲載している。この場合、その他の記事は大半が紙面からカットされてしまうものだが、三菱自動車の再建絡みの記事だけは、きょうの紙面でも大きく報じられている。

読売、朝日、そして東京は、ベルリンで開かれたダイムラークライスラーの株主総会の内容を伝えているが、株主からは「三菱から手を引け」などと厳しい要求が相次いだという。また、東京は、ダイムラー側と協議を続けている三菱グループの反応を掲載、「再建、まだ登山口」というグループ幹部のコメントなどを紹介している。

世界中を震撼させる大事件が起きても、今週も三菱関連の動きはしっかりと報道されている。

《福田俊之》

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