9日深夜、茨城県土浦市内の県道で、右折してきた大型トレーラーの後部に、後続の直進車が追突するという事故が起きた。この事故で直進していた乗用車を運転していた警視庁・千住署所属の57歳巡査部長が全身を強く打って死亡している。
茨城県警・土浦署の調べによると、事故が起きたのは9日の午後11時40分ごろだという。土浦市中村西根付近の県道へ右折してきた大型トレーラーの後部に、県道を直進していた乗用車が激突した。
乗用車は衝突によって大破。運転していた男性はすぐに病院へ運ばれたが、全身強く打ち、間もなく死亡した。
後の調べで、死亡した男性は警視庁の千住警察署。生活安全課に所属する57歳の巡査部長であると判明した。当時、巡査部長は公務を終え、つくば市内の自宅に帰宅する最中だったという。
現場にはブレーキ痕が残されておらず、警察では前方不注意か漫然運転のために右折して前方に割り込む形となったトレーラーの存在に巡査部長が気づくのが遅れ、減速動作を行えないまま追突したものとみている。