【新聞ウォッチ】東証、「宗国会長」起用を断念か

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気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2004年4月14日付

●三菱自動車再建、再生ファンドで1000億、調達先を多様化。グループ3社検討(読売・1面)/三菱化学などに150−200億要請へ(読売・8面)

●いすゞ、英ジャガー、リコール届け出(朝日・37面)

●三菱自動車タイヤ脱落、和解交渉が決裂(朝日・38面)

●ETC車対象の夜間割引実験、大型車4割増加、首都高速(毎日・22面)

●三菱自動車ハブ欠陥、幹部ら強制捜査へ、来月めど、業務過致死傷容疑(産経・1面)

●三菱自動車の社外取締役、ダイムラー会長の右腕コルデス氏(産経・10面)

●三菱欠陥、うそ重ねた三菱自動車、ユーザーと国交省に違う数値報告(産経・31面)

●いまこの人に:東京海上火災保険・石原邦夫社長「自動車保険巻き返せますか」(東京・8面)

●道路民営化法案、因縁の2人舌戦、猪瀬氏と田中氏(東京・9面)

●東証「宗国会長」を断念(東京・9面)

●東京エムケイ、タクシー内で水宅配依頼(日経・35面)

ひとくちコメント

東京証券取引所が、新設する予定だった会長職に宗国旨英・ホンダ会長を起用することを断念したという。きょうの東京が経済面で報じている。これに伴い、東証は会長ポストの新設自体も見送ることになるようだ。

宗国氏の東証会長職要請は3月中旬、財界首脳のリークから一部のマスコミ報道で火がついたが、宗国氏自身は、別の会社に転出した場合、「社友」の資格を失うなどホンダの内規が壁になってすんなり受託することは避けてきたため、調整が不調に終わったとみられる。

明日15日は、日本自動車工業会の会長職として最後の「お別れ記者会見」が予定されており、自動車記者ばかりではなく、証券担当の記者も“肉声”を取材するために殺到することが予想される。

《福田俊之》

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