73歳が東名高速で逆走事故

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13日深夜、神奈川県厚木市内の東名高速上り線で、厚木インターチェンジ(IC)の出口から進入した73歳の男性が運転するクルマが本線を逆走。57歳男性の運転する乗用車と正面衝突する事故を起こした。この事故で逆走側のドライバーが死亡、順走側のドライバーも重傷を負っている。

神奈川県警・高速隊によると、13日の午後10時45分ごろ、東名高速・厚木ICの料金収受員から「上り線の出口車線に向けて乗用車が逆走進入して静岡方面に向かった」との通報が寄せられた。

警察ではパトカーを出して捜索を開始したが、通報から約5分後の午後10時50分ごろ、厚木ICから約2kmの厚木市愛甲付近の上り線で順走していたクルマと正面衝突し、大破している乗用車を発見した。

この乗用車は73歳の男性が運転していたが、男性は頭を強打したことが原因となって収容先の病院で死亡。順走車を運転していた57歳の男性もエアバッグが展開した際に胸を強打し、重傷となっている。

警察では男性が逆走進入した経緯を調べているが、料金収受員は「目を離した隙に料金所ブースを減速なしで通過していった。スピードも速く、制止はできなかった」と証言しているという。

事故が起きた時間帯は交通量が一時的に少なくなっており、出口車線で他車と進路交錯せず、スムーズに本線まで走行できてしまったことも事故の要因になったようだ。

《石田真一》

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