【新聞ウォッチ】トヨタ張社長、JR東海の社外取締役に

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【新聞ウォッチ】トヨタ張社長、JR東海の社外取締役に
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気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2004年4月21日付

●来秋から新基準、衝突時の歩行者保護“軟らか”ボンネット義務化(読売・1面)

●トヨタ社長が社外取締役に。JR東海(朝日・11面)

●電気自動車事業統合へタカラとゼロスポーツ、コスト減、低価格化(産経・11面)

●駐車場より希少ガエル 愛知万博協会が計画縮小(東京・3面)

●ユニバーサルデザイン、見て触れて体験して、改装メガウェブきょうオープン、トヨタ(東京・8面)

●「装飾板でトラック死角拡大」川崎の母子死傷、運転手に禁固刑、遺族が国交省に規制要望(東京・31面)

●三菱自動車、ふそう全株売却、500億円、開発資金などに(日経・1面)

●三菱ふそう事故「ハブ欠陥、2年前に認識」社内調査班証言、会社説明と矛盾、横浜事故の直後(日経・39面)

ひとくちコメント

トヨタ自動車の張富士夫社長がJR東海の社外取締役に就任するという。きょうの朝日によると「JR東海からの強い要請に、トヨタ側が応じる方針を固めた」とみられており、6月のJR東海の株主総会で正式に決まるようだ。

張氏はトヨタグループのあいおい損害保険など2社で社外取締役を務めているが、グループ外の企業で就くのは初めてという。自動車業界ではカルロス・ゴーン社長がソニーなどの社外取締役に就任しているが、トヨタの現職社長が他社の経営にかかわるのはきわめて異例のこと。

トヨタとJR東海は、中部電力を加えた3社が核となって全寮制の中高一貫校を開校する準備を進めているが、トヨタ側は豊田章一郎名誉会長とともに張氏も準備委員会の主要メンバー。

また、張氏は先日発足したばかりの財務省の参与会議のメンバーをはじめ、首相直属の「防衛計画の大綱」を検討する首相直属の懇談会にも名を連ねており、本業ばかりではなく社外の活動にも熱心に目を向け始めている

《福田俊之》

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