出頭要請を29回も無視、タクシー運転手を逮捕

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熊本県警は21日、交通違反を繰り返しながらも反則金を期日までに納付せず、裁判署からの出頭要請についても無視を続け、これに応じる姿勢を見せなかったとして、熊本市内に住む54歳のタクシー運転手の男を道路交通法違反(信号無視)容疑で逮捕した。

熊本県警・交通指導課によると、今回逮捕された54歳のタクシー運転手は2002年8月、2003年4月と5月の合計3回に渡り、熊本市内で赤信号無視の交通違反を行い、反則通告書(いわゆる青キップ)の交付を受けた。

しかし、男は期日までに反則金(1回あたり9000円)の納付を行わず、2000年11月に刑事手続きへ移行してから始まった裁判所からの出頭要請も無視した。その回数は29回にも及んだため、警察では「悪質な違反者」と判断。今回の強制摘発に踏み切った。

熊本県内で交通違反の不出頭者が逮捕されるのは約5年ぶりとなるが、警察では「男は職業ドライバーであり、重大な事故に直結する可能性の高い信号無視を繰り返して起こすなど、その容疑を悪質と判断した」と、逮捕の経緯を説明している。

《石田真一》

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