【三菱『CU-H9000』】難解な交差点も3Dマップで

自動車 テクノロジー カーナビ/カーオーディオ新製品
【三菱『CU-H9000』】難解な交差点も3Dマップで
【三菱『CU-H9000』】難解な交差点も3Dマップで 全 3 枚 拡大写真

三菱電機製のカーナビといえば、通常の2D画面での見易さを重視したシンプルでスッキリした描画の地図が特徴といえた。その反面で交差点の拡大図などではそのシンプルさが災いし、自車位置がわかりにくくなるという欠点も指摘されていた。

今回発表された『CU-H9000』では、この問題をリアルな描写の3Dマップを採用することでクリアしている。

東京、名古屋、大阪の大都市圏の主要幹線道路では、都市景観を取り込んだ交差点拡大図「ビジュアルシティーマップ」を用意。交差点周辺のビルなどを3Dポリゴンによって表現。目標物を発見しやすくしている。道路形状とルートのみが表示されるだけだった従来機と比べ、その見易さは格段に向上した。

都市高速の入口を詳細にイラスト化した「都市高速入口マップ」や、都市高速を走行している際に、運転席から実際に見える風景を映し出す「高速道路クルージングビュー」など、3D系の地図が大半を占める。

3Dで描画される地図が一気に増加したのは、カーナビ専用グラフィック統合型LSI「ナビコア」の採用によるところが大きい。プロセッサへの負担が大きいはずの3Dポリゴンも高速描写してしまう性能に、ナビコアの凄さを認識させられる。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「本当に世に出るとは」わずか1トンの車体に800馬力V12を搭載、「超アナログ」なスーパーカーにSNS沸く
  2. 世界初、個人所有できるレベル4自動運転「ロボカー」誕生、2026年に納車開始
  3. 2031馬力をMTで操る!? 世界に1台のハイパーカー『ヴェノムF5』が爆誕
  4. 「スラントノーズ」のポルシェ911が現代風に蘇る…1000馬力の「プロジェクトF-26」発表
  5. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る