アルプス電気は、ドライバーのハンドル操作を電気信号に変換して自動車の走行制御を行うドライブバイワイヤ・システムを独自開発すると発表した。
ドライブバイワイヤ・システムは高度な運転制御を可能にする技術だが、機械的な連結がなくなるため、運転状況の判断に必要な路面状況などの情報をドライバーに伝達することが難しくなるという欠点がある。
同社が開発するシステムは、実際の路面状況をモーターなどで人工的に作り出す技術を活用して開発する。5月26日から28日まで開催する展示会「ALPS SHOW 2004」に参考出品する。