他車を押しのけて? 踏切に進入して衝突

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26日午前、兵庫県尼崎市内の阪急電鉄神戸線の踏切で、歩道を走行して踏切内に進入した軽自動車と、梅田発三宮行きの普通電車が衝突した。この事故で軽自動車は原型を留めないほどに大破し、運転していた71歳の男性が死亡している。

兵庫県警・尼崎北署によると、事故が起きたのは26日の午前11時10分ごろだという。尼崎市口田中2丁目付近にある阪急電鉄神戸線・園田−塚口駅間の踏切で、踏切待ちをしていた乗用車に後続の軽自動車が衝突した。

軽自動車はそのまま歩道に乗り上げてさらに前進、遮断棹を押し出すようにして踏切内部に進入。走ってきた梅田発三宮行きの普通電車(8両編成)がブレーキ操作も間に合わずに激突した。軽自動車は回転しながら20mほど押し出され、原型を留めないほどに大破している。

この事故で軽自動車を運転していた71歳の男性が全身を強く打って間もなく死亡。電車が急ブレーキを掛けた際に転倒し、壁などに体をぶつけた乗客2人が体調不良を訴えて病院に収容された。ただし、この2人の症状は軽いという。

警察では事故の経緯を調べているが、事故を起こした軽自動車が停止できなかった理由や、踏切に進入した経緯などは全くわからないしている。

《石田真一》

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