【新型ロータス『エリーゼ111R』】ジュンスイさはまったくもって変わらず…小沢コージ

自動車 ニューモデル 新型車
【新型ロータス『エリーゼ111R』】ジュンスイさはまったくもって変わらず…小沢コージ
【新型ロータス『エリーゼ111R』】ジュンスイさはまったくもって変わらず…小沢コージ 全 4 枚 拡大写真

うーん、相変わらず「ミネラルウォーター」みたいなおいしさですな。ロータス・エリーゼ。このたび、初めてトヨタの1.8リッターエンジンが搭載された『111R』が追加されたわけだけど、本来のピュアなドライビングはまったく変わってなかったです。

けっこう、心配してたのね。もともと、エリーゼはヘタすると800kgを切るという超軽量アルミボディならではの、ビビッドな走りがキモ。MRレイアウトということもあって運動性能はレーシングカー並みに高く、ハンドリングは「ほとんど走りながら地面を手で触っている」かのよう。超ダイレクト。アクセルに対するレスポンスもオオゲサにいうと「脳髄にエンジンがつながっている」みたい。

それが今回の改良によりエンジンだけで約36kg重くなるっていうから心配してたんです。そしたら、まったく問題ありませんでした。

車重は880kgと相変わらず軽く、例の超ダイレクトなハンドリングは遜色なし。逆に加速はさらにスゴくなっていて、旧型エンジンに比べて34psもアップしてるから、8000rpmのレブリミットまで突き抜けるように進む。とくにね。バルブタイミングが切り替わる6000rpm付近の伸びがスゴい。「クルマにエンジンが付いている」っていうより「エンジンにタイヤが付いている」みたい。

ってなわけで、ハンドリングバカには、よりサイコーなクルマになっておりました。

《小沢コージ》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  3. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  4. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
  5. シートに座ると自動で送風開始、取り付け簡単「クールカーシート」2モデルが発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る