【新聞ウォッチ】ゴーン社長「藍綬褒章」、エクロート前社長「事情聴取」

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【新聞ウォッチ】ゴーン社長「藍綬褒章」、エクロート前社長「事情聴取」
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気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2004年4月28日付

●道路公団民営化法案が衆院通過、終戦ムード、債務返済・新会社自主性、論議深まらぬまま(読売・2面)

●藍綬褒章のゴーン社長、日本社会の一部になれた(読売・8面)

●三菱自動車、北米重視に転換、再建策、独自色強める(朝日・11面)

●ホンダ、過去最高益、国内販売不振、海外補う/ホンダ会長宗国氏退任。世代交代へ(朝日・11面)

●ダイムラー、リコール4ヶ月遅れ、負傷一件、火災六件、ベンツ2万4000台(朝日・35面)

●三菱自動車、新社長は内部昇格。人選進む「生え抜き」起用へ(産経・9面)

●GWでもガソリン高いまま(産経・11面)

●GM、地域統括本部移転へ(産経・11面)

●三菱自動車・エクロート前社長、任意で事情聴衆へ(産経・31面)

●三菱自動車、7人前後立件へ、首脳含め証拠隠滅容疑も(東京・1面)

●役員報酬開示、決算と同時に、ホンダ・花王など相次ぐ(日経・9面)

●トヨタ系主要10社前期、8社が最高益(日経・9面)

●日野自動車近藤副社長の社長昇格発表(日経・11面)

●オートバックスなど、中国で店舗展開、車保有者増加で(日経・11面)

●独ダイムラー、三菱自動車に非常勤取締役(日経・11面)

●日産、どこまで強いか。成長力検証(日経・11面)

●自動車国内生産、昨年度0.3%増加、自工会発表(日経・11面)

●日野自動車2010年年度海外販売、15万台を目標に(日経・11面)

●衝突安全性能で7車種「六ッ星」国交省公表(日経・38面)

ひとくちコメント

日産自動車のカルロス・ゴーン社長に、春の藍綬褒章が贈られる。政府が発表したもので、外国人経営者の受章は初めてのケースという。きょうの各紙が今回紫綬褒章が贈られる女優の岩下志麻さんらとセットで「喜びの言葉」を囲み記事で掲載している。

ゴーン社長の受章理由は、破たん寸前だった日産の業績を「V字回復」に導いた経営手腕が評価された。ゴーン社長は「大変に光栄。苦労をともにしたすべての従業員を代表してお受けしたい」と喜びのコメントを発表している。

勲章の存在価値が問われているご時世だけに、政府もその話題づくりに躍起となっている。その意味ではゴーン社長の受章はインパクトが大きい。

それにしても、再建どころか会社の存続も危ぶまれている三菱自動車のエクロート前社長が「任意で事情聴取へ」(産経)という。GW中も三菱の動きには目が離せない。

《福田俊之》

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