新たな資本提携は念頭にない…三菱の岡崎新社長が会見

自動車 ビジネス 企業動向

三菱自動車工業は30日、東京都港区の本社で臨時株主総会を開き、新任取締役などの承認を得た。総会後の取締役会で会長兼社長兼CEOに就任した岡崎洋一郎氏は本社で記者会見し、策定中の再建計画にからむ新たな資本提携について「将来の可能性はあるものの、いま現在は念頭に置いていない」と述べた。

三菱グループを中心とした資金支援をもとに単独での再建案を策定、当面は他の自動車メーカーとの包括的な提携の模索は除外する考えを表明した。

また、5月下旬に公表する再建策(新中期経営計画)は、(1)事業プラン、(2)資金計画、(3)人材配置と組織—の3本柱で構成すると説明した。

そのうえで、ダイムラークライスラーとともに検討してきた再建案との違いは「ダイムラーはグローバル戦略のなかでの当社の位置付けを検討してきたが、われわれは日本のメーカーである当社が生き延びる道を検討している」とし、主体性をもった再建策になるとの考えを示した。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  3. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  4. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
  5. シートに座ると自動で送風開始、取り付け簡単「クールカーシート」2モデルが発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る