シートベルトを着用していれば助かったかも

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宮城県警は6日、今年1月から4月までの間に県内で発生した死亡交通事故の件数が37件となり、41人が死亡していたことを明らかにした。このうち26人はクルマに乗車していたが、過半数を超える16人がシートベルト非着用が原因で死亡したと推測されている。

これは宮城県警・交通部が明らかにしたもの。今年1月から4月までの間に、宮城県内で発生した死亡交通事故の総数は37件、死亡者の数は41人となった。前年同期比で3人減少したという。

41人の死亡者のうち、自動車に乗っている際に死亡したのは26人で、このうちの60%近くにあたる16人はシートベルトを着用していなかったことが死亡原因に直結したとみられている。

今年1月には仙台市内で4人が車外放出で死亡する事故が起きており、警察ではこの事故についても「シートベルトを着用していれば、被害は軽減していた可能性が高い」と分析している。

宮城県警では今後、シートベルト着用をチェックする検問を強化し、ベルト着用を軽視しやすい近距離乗車のドライバーに対して注意を促していく方針だ。

《石田真一》

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