【ジャガーSタイプ試乗】よりスマートな上質感を携えリニューアル

自動車 ニューモデル 新型車
【ジャガーSタイプ試乗】よりスマートな上質感を携えリニューアル
【ジャガーSタイプ試乗】よりスマートな上質感を携えリニューアル 全 5 枚 拡大写真

往年の名車、ジャガーMk.IIをモチーフとしたスタイリングが特徴のジャガー『Sタイプ』がマイナーチェンジを実施し、5月15日から発売が開始される。

Sタイプは2002年に6ATの採用や足回りなどの大幅なマイナーチェンジを実施しており、今回はそのときに行なわれなかった外観の変更がメイン。エクステリアは一見変わったように見えないが、ボンネットのV字のキャラクターラインが深く刻み込まれ、フロントグリルは若干小型化され、やや角ばった形状に変更されている。

リアはボディサイドからトランクリッド上部までのラインが引き上げられ、ボディパネルから大幅に手が加えられた。さらにテールランプのデザインも一新されている。

インテリアではクロノグラフ調デザインのメーターパネルの採用や木目パネルの材質を変更。またエンジンや足回りには変更はないが、ボンネットがアルミ化されたことで10kg程度の軽量化に成功し、前後の重量バランスが改善されている。

また、4.2リッターモデルにはジャガーの最高級モデルにのみ与えられる『ソブリン』のグレード名が採用され、専用の木目パネルや本革シート表皮が装備されている。

価格は消費税の内税化にともない、5%程度の値上げとなったが、ライバルであるメルセデスベンツ『Eクラス』やBMW『5シリーズ』よりも低めに設定されている。ジャガージャパンはマイナーチェンジをきっかけに、登場からもうすぐ6年目を迎えるSタイプのさらなる拡販を目指している(つづく)。

《岡島裕二》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 洗車で「水シミZERO」、水道に取り付けるだけで純水を生成…サンコーが発売
  2. 【アウディ A5セダン 新型試乗】4ドアクーペ風にあえてしなかった見識に拍手…島崎七生人
  3. スズキ『アルトラパン』が10年目のビッグマイチェン! 開発者が語る「長く愛される理由」と、それでもデザインを大刷新したワケ
  4. 台風や秋雨対策に、大型サイドミラー対応の超撥水ガラスコート「ゼロワイパー」発売
  5. 極限の軽量ホイール革命!レイズ ボルクレーシング『CE28N-plus SL』が示す究極の走行性能PR
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る