【日産歴代車】ニッサンの象徴たる…フェアレディ/フェアレディZ
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69年秋に登場した3代目は流麗なクーペボディを身にまとい、車名も『フェアレディZ』となる。エンジンは上質な直列6気筒だ。L20型SOHCが主役だが、“Z432”はGT-R譲りのS20型DOHC4バルブを搭載した。71年11月に“240Z”を国内市場に投入。74年には“2by2”を加え、ユーザー層を広げている。50万台以上の生産を記録した『S30型』Zは、78年夏にモデルチェンジを断行した。
2代目の『S130型』は電子制御燃料噴射装置のEGIを採用し、2.8リッターのL28E型エンジンを積む“280Z”も登場する。80年秋にTバールーフを、82年10月にはターボ車も加えた。
83年9月、『Z31型』がデビューする。新設計のVG系V型6気筒エンジンは2リッター、3リッターともにターボ仕様だ。85年11月、世界初のセラミックタービンを採用した直6DOHCターボの“200ZR”を投入。86年秋に外観を大きく変え、このときV6DOHCの“300ZR”を追加した。
89年7月に『Z32型』がベールを脱ぐ。エンジンは3リッターのV型6気筒DOHCとDOHCターボだ。サスペンションは4輪マルチリンクで、4輪操舵のスーパーHICASも採用する。92年夏、コンバーチブルが復活した。