【日産歴代車】ニッサンの象徴たる…フェアレディ/フェアレディZ

モータースポーツ/エンタメ エンタメ・イベント
【日産歴代車】ニッサンの象徴たる…フェアレディ/フェアレディZ
【日産歴代車】ニッサンの象徴たる…フェアレディ/フェアレディZ 全 7 枚 拡大写真

日産のフェアレディは62年秋に2代目のフェアレディ1500(SP310型)が登場し、高性能イメージを築いた。65年春には1.6リッターのSP311型に発展する。67年春に加わったフェアレディ2000(SR311型)は2リッターのU20型エンジンを積み、最高速205km/hを誇った。ゼロヨン加速も日本で一番速い。

【画像全7枚】

69年秋に登場した3代目は流麗なクーペボディを身にまとい、車名も『フェアレディZ』となる。エンジンは上質な直列6気筒だ。L20型SOHCが主役だが、“Z432”はGT-R譲りのS20型DOHC4バルブを搭載した。71年11月に“240Z”を国内市場に投入。74年には“2by2”を加え、ユーザー層を広げている。50万台以上の生産を記録した『S30型』Zは、78年夏にモデルチェンジを断行した。

2代目の『S130型』は電子制御燃料噴射装置のEGIを採用し、2.8リッターのL28E型エンジンを積む“280Z”も登場する。80年秋にTバールーフを、82年10月にはターボ車も加えた。

83年9月、『Z31型』がデビューする。新設計のVG系V型6気筒エンジンは2リッター、3リッターともにターボ仕様だ。85年11月、世界初のセラミックタービンを採用した直6DOHCターボの“200ZR”を投入。86年秋に外観を大きく変え、このときV6DOHCの“300ZR”を追加した。

89年7月に『Z32型』がベールを脱ぐ。エンジンは3リッターのV型6気筒DOHCとDOHCターボだ。サスペンションは4輪マルチリンクで、4輪操舵のスーパーHICASも採用する。92年夏、コンバーチブルが復活した。

《片岡英明》

片岡英明

片岡英明│モータージャーナリスト 自動車専門誌の編集者を経てフリーのモータージャーナリストに。新車からクラシックカーまで、年代、ジャンルを問わず幅広く執筆を手掛け、EVや燃料電池自動車など、次世代の乗り物に関する造詣も深い。日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  2. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  3. 原付スポーツカーを受注生産!日本一周4万6000km走破の実力、ICOMAが提案する「おもちゃ箱」のようなモビリティ…ジャパンモビリティーショー2025
  4. 【トヨタ ランドクルーザーFJ】「ランクルらしさ」と“サイコロ”を融合した小さいランクル、デザインの肝
  5. 三菱自動車の営業利益81%減、赤字92億円 2025年度上半期決算
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る