トラックから脱落したタイヤ、郵便配達のバイク直撃

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12日午後、佐賀県久保田町内の国道444号線で、走行していた大型トラックのタイヤが外れて路上を滑走。後方を走っていた37歳の男性郵便局員が運転するバイクに接触した。弾みでバイクは転倒し、この局員が全治2週間ほどの軽傷を負っている。

佐賀県警・佐賀署によると、事件が起きたのは12日の午後2時10分ごろ。久保田町久富付近の国道444号線で、走行していた大型トラックの右後輪2本(ダブルタイヤ構造)が突然脱落、道路左側に向かって転がっていった。

タイヤは郵便配達業務のために現場付近を走行していた日本郵政公社・久保田郵便局勤務の37歳男性局員の運転するるバイクの側面部分に当たった。

衝突の弾みでバイクは転倒、局員は倒れたバイクに足を挟まれ、左足を打撲する軽傷を負っている。事故当時、この大型トラックは50km/hほどの速度で走っており、タイヤもそれに近い速度で滑走していったとみられる。

警察が車両検証を進めた結果、タイヤが脱落した右後輪については、ホイールとハブを固定するボルト8本がすべて破断していた。車両自体は日野自動車が製造したものだった。

警察ではトラックの整備状況を調べるとともに、トラックがどのような形態で稼動していたのかも調べる方針だ。

《石田真一》

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