トレーラーから脱落したタイヤが民家に

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12日夕方、大阪府岬町内の国道26号線で、走行中の大型トレーラーから右側中央部のタイヤ2本が脱落した。タイヤはトレーラーの前を横切って滑走、道路左側の民家の塀や壁面に突っ込んだ。タイヤが通過した庭では数分前までこの家の住民が植木の手入れなどをしており、間一髪で危機から逃れた。

大阪府警・泉南署によると、事故が起きたのは12日の午後5時ごろ。大阪府岬町深日付近の国道26号線で、走行していた大型トレーラーの右中央部にあるタイヤ2本(ダブルタイヤなので1組)が脱落。事故を起こしたトレーラーの前をすり抜ける形で道路左側の民家敷地内に飛び込んだ。

ここでタイヤは分割し、1本は民家の塀に当たって止まったが、もう1本は門扉を通りぬけて庭を通り、民家の壁面に激突している。住民にケガは無かったが、タイヤが通過した庭では事故の数分前まで住民が植木の手入れを行っており、まさに間一髪の状況だった。

トレーラーは愛知県内の架装メーカーが製造したもので、今年4月と5月に広島県内で相次いで2度のタイヤ脱落事故を起こしている。いずれのケースでも、タイヤのホイールとハブを固定するボルト8本はすべて破断していたという。

警察では広島県警とも連絡を取り合い、破損状況について共通点がないかを含め、早急に捜査を進めるとしている。

《石田真一》

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