勝手に動き出したクルマ…壁面に挟まれて死亡

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17日午前、大阪府大阪市内で、駐車場から無人の乗用車がゆっくりと動き出し、対向車線側に路上駐車されていたトラックに衝突するという事故が起きた。駐車場には、この乗用車の所有者の男性が倒れており、収容先の病院で死亡している。

大阪府警・西署によると、事故が起きたのは17日の午前10時15分ごろ。大阪市西区九条1丁目付近の市道に隣接した事務所の駐車場から、無人のクルマがゆっくりと走りだすのを近所の人が目撃した。

乗用車はそのまま道路を5km/h程度の速度で横断。反対車線側で路上駐車していたトラックの側面に衝突して止まった。

この乗用車が発進したシャッター付き駐車場の中では、クルマを所有する61歳の男性が血を流して倒れていた。目撃者が警察と消防に通報。男性はすぐに病院へ収容されたが、間もなく死亡した。

警察の調べによると、暴走した乗用車のエンジンは稼動状態にあり、ATのレンジはドライブに入っていた。また、サイドブレーキは掛かっていなかったという。このことからクルマはクリープ現象によって動き出したことはほぼ確実とみれている。

現場は事務所の建物にあるシャッター付きの駐車場で、警察ではクルマに乗りこもうとした男性がリモコンスターターなどでエンジンを掛けたところ、クルマが動き出し、シャッターか壁面に挟まれたようだ。

《石田真一》

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