18日朝、福岡県八女市内で、乗用車と軽自動車が出会い頭に衝突、弾き飛ばされた乗用車が集団登校中の小学生6人の列に突っ込んだ。この事故で6歳の女児が意識不明の重体、11歳の女児が重傷を負っている。
福岡県警・八女署によると、事故が起きたのは18日の午前7時45分ごろ。八女市国武付近の市道交差点で、ほぼ同じタイミングで交差点内に進入した19歳男性の運転する乗用車と、56歳男性の運転する軽自動車が出会い頭に衝突した。
衝突の弾みで乗用車は横転、そのまま路上を滑走して交差点の横断歩道手前にいた集団登校中の小学生6人の列に突っ込んだ。この事故で列の先頭付近にいた6歳の女児が頭を強打して意識不明の重体、11歳の女児が骨盤骨折などで重傷を負った。他の小学生4人と、双方のクルマの運転者にはケガは無かった。
現場は信号機のない見通しの良い交差点で、警察では双方のドライバーが安全確認を怠り、減速しいまま漫然と交差点に進入したことが事故につながったとみて、業務上過失傷害容疑で2人から事情を聞いている。