【新型ロータス・エキシージ】エリーゼ111Rとの違いはすぐに体感できる

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【新型ロータス・エキシージ】エリーゼ111Rとの違いはすぐに体感できる
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17日に日本正式発売されたロータスの新型『エキシージ』。ベースとなるのはエリーゼの『111R』で、シャシーやトヨタ製のエンジン、6速ミッションは共通のものが使われている。ではエキシージと111Rの違いはどこにあるのだろうか。

イギリスのロータスカーズ社のサイモン・クロフト氏は「エキシージと111Rの違いは主に、サスペンションの硬さやタイヤ、ウイングやスポイラーといったエアロパーツの装着です。エアロパーツについては、サーキットでダウンフォースを生み出すまで効果が体感しにくいと思いますが、サスペンションやタイヤの違いは、公道でエキシージを走らせてみただけで、すぐに分かっていただけると思います」とコメント。

しかし、初代エキシージは、足回りはもちろんエンジンの出力アップも行われており、ベースのエリーゼとは大きく差別化が図られているように見えた。だが、2代目エキシージではスペシャルモデルとしてベースからの差別化が見えてこない。

その点について同氏は「初代エキシージの時には、確かにロジカルに変更を加えてきました。ですが、そのために価格もそれなりに高くなってしまいました。2代目では価格の上昇を抑えるとともに、ベースモデルのポテンシャルが上がっていることもあり、パワートレインについては手を加える必要はないと判断しました」と説明する。

実際に価格は、エアコンなどの快適装備は省かれるものの、111Rに対して、税抜きで15万円高い575万円と、大幅な価格上昇にはなっていない。

また新型エキシージには快適性を求めた、パワーウィンドウやフルアルカンタラトリムなどを装備するツーリングパック(30万円)と、サーキットでのポテンシャルをさらに高める、オイルクーラーやスポーツシートなどを装備したパフォーマンスパック(価格未定)といった、2種類のパッケージオプションが用意されている。

《岡島裕二》

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