【三菱ふそう、新たな欠陥】その2…死亡事故も発生

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【三菱ふそう、新たな欠陥】その2…死亡事故も発生
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同社が公表した欠陥は4つ。

(1)94年11月−02年9月に生産した大型トラック、約8000台でプロペラシャフト接合部のナット緩みでシャフトが脱落。
(2)92年10月−02年1月に生産した大型観光バス、約250台でも同様の欠陥。
(3)92年10月−00年4月に生産した大型観光バス、約4000台で駐車ブレーキの不具合。
(4)83年7月−96年9月に生産した大型トラック、約17万台で、プロペラシャフトが過剰に振動した場合、クラッチハウジングに亀裂が生じてシャフトが脱落。

---の4件。(4)に関しては、外れたプロペラシャフトがブレーキ配管を損傷するなどしてブレーキが効かなくなる可能性もある。

実際、02年10月には山口県内でトラックが左カーブを曲がりきれず衝突、運転手(39)が死亡するなど、3件の人身事故が起こっている。

ポート社長は(4)に関して「96年時点でリコールすべきだった」、「旧経営体制の一部には、社会的に受け入れられない行動につながる要素があった」とリコール隠しを認めた。他の3件については「調査中」を理由に、リコール隠しかどうかは言明しなかった。

《編集部》

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