トヨタ、ミシガンにデザインセンターオープン

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トヨタ、ミシガンにデザインセンターオープン
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トヨタ自動車は14日、ミシガン州のデトロイトに近いアナーバーに、キャルティ・デザイン・リサーチ(トヨタの子会社で、カリフォルニアにあるデザイン開発会社)の新拠点をオープンさせた。

サテライトスタジオはフルサイズピックアップトラックのデザイン開発を念頭に作られた。というのもトヨタでは2006年にフルサイズピックアップをアメリカ国内で生産開始するが、アメ車の牙城であるこの分野で、「アメリカ人にアピールする」デザインを追求し、マーケットシェアを狙うのが目的だ。

この試みは、トヨタにとっても量産車デザインが日本の本社から完全に独立して行われる最初のケースでもあり、社内外からの注目を集めそうだ。

フルサイズピックアップの生産はテキサス州の工場で行われる予定で、今やクライスラーを抜いてビッグ3の一角、とも呼ばれるトヨタが、「オールアメリカン」と呼ばれるフルサイズピックアップの市場にどのようなデザインを突き付けるのか、そしてその結果は、と興味は尽きない。

《Sachiko Hijikata, US editor》

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