忍者だっ!? 後続のクルマが次々とパンク

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20日午後、愛知県豊田市内で、道路上に散乱した金属片を踏んだ乗用車やトラックなど、車両約30台のタイヤが次々にパンクした。警察では現場を通過したトラックから落下したものとみて、金属片を落下させた車両の行方を追っている。

愛知県警・岡崎署によると、事件が起きたのは20日の午後0時10分ごろ。幸田町下六條付近の国道248号線を走っていたクルマの運転者から「道路上に無数の金属片が落下しており、これを踏んだタイヤがパンクした」との110番通報が寄せられた。

同署のパトカーが現場に急行すると、国道248号線の約2km区間にアルミとみられる直径5cm程度の金属片が落下しており、これを踏んだ乗用車やトラックなど約30台のタイヤがパンクする被害を出した。パンクしたクルマは路肩に停車したり、道路沿いの飲食店駐車場に退避するなどしており、渋滞などの混乱は起きなかった。

落下した金属片は何らかの廃材か金属加工用の原料とみられ、大きさや形状はバラバラだった。放置すると他のクルマに同様の被害を与える可能性もあり、愛知県西三河建設事務所が回収と路面の清掃を実施している。

警察では「運搬中のトラックの荷台から落下した可能性が高い」として、道路交通法違反(転落等防止措置義務違反)容疑で、金属片を現場に落下させた車両の行方を追っている。

《石田真一》

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