カヤバ工業は、タイにエンジニアリングサービスを行う100%出資の現地法人ケイワイビー・テクニカル・センター・タイランド・カンパニー・リミテッドを設立すると発表した。
新会社を設立するのは、アセアン地域で、自動車、二輪車の需要が増加するとともに、輸出増加による生産も増加しており、自動車メーカーなどが開発機能を日本からタイに移管するケースが増えているため、技術窓口として設立する。
新会社の資本金は1000万バーツで、6月末にカヤバのタイの生産工場内に設立する予定だ。
新会社は、エンジニアリングサービスを展開する予定で、メーカーの技術情報を収集するとともに、メーカーからの要求を日本のカヤバに伝達したり、技術折衝する。緩衝器の実車チューニングテストや評価も行う。
カヤバは日本、米国、欧州に技術拠点を持っており、タイにも設立して4極体制を確立する。
カヤバ工業、タイに拠点を新設…世界4極体制へ
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《レスポンス編集部》