30日、世界最大級のモータースポーツイベント、インディ500(500マイル=800km)決勝が開催され、ホンダ「インディV8」エンジン搭載のバディ・ライス(レイホール・レターマン・レーシング)が優勝。
毎年アメリカのインディアナポリス・モーター・スピードウェイにおいて開催されるインディ500、第88回目を迎えることしは雨にたたられた。まずスタート延期、スタート後も一時赤旗で中断、再度降り出した雨により所定200周のところ180周でレースは終了となった。
ライスはインディカーシリーズ初優勝で、インディ500も初優勝。さらにホンダにとっても初のインディ500制覇だ。ホンダ「インディV8」エンジン勢は、予選でポールポジションから7番手までのグリッドを独占、決勝レースでも1位から7位までのポジションを占めた。
2位はトニー・カナーン(アンドレッティ・グリーン・レーシング)、3位はダン・ウェルドン(アンドレッティ・グリーン・レーシング)。トヨタ勢で最高位の8位は、スコット・ディクソン(チップ・ガナッシ)。
日本人ドライバーは、ロジャー安川(レイホール・レターマン・レーシング/ホンダ)が10位、松浦孝亮(スーパーアグリ・フェルナンデス・レーシング/ホンダ)が11位、高木虎之介(モー・ナン・レーシング/トヨタ)が19位。