三菱自動車リコール隠し…再建支援は受けられるのか?

自動車 ビジネス 企業動向

三菱自動車は5月21日にフェニックス・キャピタルを始めとするファンドや三菱グループからの増資を受けて再建する計画を策定して発表したが、2日のリコール隠し事件記者会見では、増資計画の修正を迫られるのでは、との質問が集中した。
 
三菱自は事業再生計画で、約4500億円規模の増資で財務体質を改善する計画だが、一部を除いて増資の資金は払い込まれていない状態だ。今回のリコール隠し事件で、増資予定企業が出資を取り止める可能性が考えられる。
 
しかし、三菱自の岡崎洋一郎会長兼社長は「金融支援は崩れないが、リスクはある。我々はいろんな情報を投資家に報告しており、今のところリスクは小さい」としている。
 
岡崎会長によると今回の事件を知ったのは5月18日。それから情報を精査する一方で、フェニックスや三菱グループなど、状況を逐一報告「増資予定企業には理解して頂いている」としている。

三菱グループでは「支援を継続する」とのコメントを発表、過去のウミを出している証拠と評価する声もあり、当面は事業再生計画の増資の枠組みは継続される模様だ。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  2. セリカに次ぐ「リフトバック」採用のカローラは、50年経ってもスタイリッシュ【懐かしのカーカタログ】
  3. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  4. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
  5. シートに座ると自動で送風開始、取り付け簡単「クールカーシート」2モデルが発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る