【トヨタ・パッソ/ダイハツ・ブーン発表】「イカツかわいい」…2社でいっしょ

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【トヨタ・パッソ/ダイハツ・ブーン発表】「イカツかわいい」…2社でいっしょ
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7日発表されたトヨタ『パッソ』/ダイハツ『ブーン』のエクステリアデザインは「イカツかわいい」がキーワード。

日本市場でメインターゲットとしている女性ユーザー層の支持を得るには「かわいい」の要素が不可欠だが、トヨタとダイハツは「かわいい」デザインが増えてきたベーシックカー市場で個性を主張するため、「イカツさ」を併せ持たせた。

トヨタ『ヴィッツ』が曲率の高いボディ外板を多用したオーガニックなデザインであるのに対し、パッソ/ブーンのデザインは平面を多用したもの。室内スペース拡大のためにタイヤをボディの四隅に追いやり、また左右輪の間隔を広くとったため、背高なボディであるにもかかわらず、見る人にどっしりとした安定感を与えている。

フロント、リアともに、ホイールがボディ前後端の絞り込みの部分にかかっているため、くっきりとしたフェンダーアーチを持つ。これはドイツのミニカー、MCCスマートで最初にお目見えしたもの。小型車の世界では流行となりつつあるデザイン手法であり、パッソ/ブーンを非常に新しく見せることに成功している。

ボディカラーは全部で9色が用意される。微妙な色合いまで含め、両モデル間でまったく共通の色となっている。シャイニングレッド、ホワイト、ダークブルーなどのオーソドックスな色に加え、小型車で流行しているパステルカラーのような中間色も設定されている。

《井元康一郎》

井元康一郎

井元康一郎 鹿児島出身。大学卒業後、パイプオルガン奏者、高校教員、娯楽誌記者、経済誌記者などを経て独立。自動車、宇宙航空、電機、化学、映画、音楽、楽器などをフィールドに、取材・執筆活動を行っている。 著書に『プリウスvsインサイト』(小学館)、『レクサス─トヨタは世界的ブランドを打ち出せるのか』(プレジデント社)がある。

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