駐車場からクルマが落下、歩行者が重体

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3日午後、東京都中野区内にある自動車修理工場の屋上から暴走したワゴン車1台が落下するという事故が起きた。

クルマは上下逆さの状態で路面に叩きつけられ、運転していた66歳の男性が重傷。真下の道路を自転車で進行していた際、頭上から降ってきたコンクリート片を浴びた11歳の男児1人が重体となった。警察ではアクセルとブレーキの踏み間違いが事故原因とみている。

警視庁・中野署によると、事故が起きたのは3日の午後3時45分ごろ。中野区中野2丁目付近にある自動車修理工場の屋上駐車場から、ワゴン車1台がアルミ製のフェンスとコンクリート製の塀を突き破り暴走、約12m下の都道に転落した。クルマは回転しながら落下し、最終的には上下が逆さに路面に叩きつけられ、大破した。

この事故でクルマを運転していた男性が右手首を折る重傷。クルマが転落した際に真下を自転車で通行し、頭上から降り注ぐコンクリート片を浴びた11歳の男児が頭部裂傷などで重体となった。

警察の調べによると、転落事故が起きた自動車修理工場は2階建てで、屋上(3階)部分が駐車場となっている。運転していた男性は事情聴取に対して「地上に向かうエレベーターに載せようと、切り返しを行っていた際に突然暴走した」と話しており、状況からアクセルとブレーキを踏み間違えたことによる事故の可能性が高いとみられている。

《石田真一》

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