03年度チャイルドシートアセス…着衣型は全体評価なし

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国土交通省は8日、03年度のチャイルドシートアセスメント結果を公表した。

試験対象は乳児用が『レーマーベビーセーフプラス』(ヤナセ)、幼児用が『ハイパーベスト』(全国防災事業協同組合)、『マシュマロフィッツVシールド』(アップリカ葛西)、『マキシコシチャイルド』(コンビ)の3製品、乳幼児兼用が『ミリブ6000』(タカタ)、『プリムロング』(コンビ)、『パピオデビューDX』(リーマン)の3機種。

最も高い「優」の総合評価を獲得したのは、乳児用として使った場合のプリムロング、パピオデビューDXとレーマーベビーセーフプラス、幼児用として使った場合のミリブ6000の4製品があった。

また、着衣型(ハイパーベスト)については、頭部や胸部で高い評価が出たものの、「取扱説明書の使用方法どおりにはダミーの腰骨部位を充分におおう位置に装着できなかった」との理由で腹部傷害値調査を見送り、結果的に全体評価もしなかった。

チャイルドシートも、普通のシートベルトと同じく肩や腰骨に通したベルトで衝突の衝撃を受け止める。腰骨にベルトが当たっていないと、肩と腹部で衝撃を受け止めることになる。着衣型を選ぶ際には、実際に子供を連れて行き、腰骨をしっかりおおえるかどうかチェックすることが必要のようだ。

《編集部》

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