【トヨタ・パッソ/ダイハツ・ブーン発表】小さいけど衝突安全性能は抜群です

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【トヨタ・パッソ/ダイハツ・ブーン発表】小さいけど衝突安全性能は抜群です
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トヨタ『パッソ』/ダイハツ『ブーン』のボディ設計は、軽自動車をはじめとしたコンパクトカーの製造を得意とするダイハツが担当している。

「これからのコンパクトカーにふさわしいプラットフォームを…という要求が前提にあり、これを受ける形で一から設計しました」と説明するのは、ダイハツ・ボデー設計部の寺前秀樹・第三ボデー設計室長。

ボディづくりの手法としては軽自動車の“それ”に近いという。「ただし、最近ではどこまでが軽で、どこからがリッターカーかというラインはほとんどないに等しい」とも寺前室長は言う。

高張力鋼板(ハイテン)の使用率は50%超まで達しており、これは衝突安全性能の向上にも寄与しているという。トヨタ「GOA」、ダイハツ「TAF」については微妙に評価基準が違うのだが、当然ながら両方ともクリアした。国内だけではなく、欧州基準にも対応できる実力を持っていて「今のコンパクトでは間違いなくトップクラスの安全性能を有している」とする。

キャビンスペースを拡大したことにより、ノーズは非常に短くなってしまったのだが、これについても寺前室長は「衝突時にはフロントサイドメンバーが壊れることで衝撃を吸収し、それでも吸収できなかった力を三方向に逃がすようになっています。エンジンは右側寄りに搭載していますが、これもオフセット衝突時にエンジン部をもってして衝撃を受け止めることを念頭においています」と自信をみせる。

《石田真一》

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