100台に2台が異常…タイヤ脱落点検

自動車 社会 社会

国土交通省は11日、メーカーや業界団体に指示していた大型車のホイール・ボルト緊急点検結果をまとめた。

トラック協会分で約15万5000台の2%に相当する3000台、ダンプカー協会で約2200台の0.5%に相当する11台でホイール・ボルトの異常が見つかった。全体では約25万1000台が点検され、1.8%の約4500台に異常が見つかった計算。

しかし、北海道のケースでも明らかなように、ロクに整備もしないで走っている車両はもともと点検にも応じないことが多く、不具合台数は氷山の一角と見られる。

日本自動車工業会の整備結果によると、不具合で最も多いのは「ネジ山の変形」、次に「ボルトの折損」、「ナット欠落」などと続く。

国交省は今後も対象車(約104万台)の点検を呼びかける一方、学識経験者らで構成する検討会に結果を報告し、今秋までにタイヤ脱落の再発防止策をまとめる考え。

《編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. マツダの新型SUVが約250万円から!?「バグってる」「買わない理由がない」など驚きの声殺到
  2. 世界初、個人所有できるレベル4自動運転「ロボカー」誕生、2026年に納車開始
  3. BMWが機能向上、『2シリーズ』新色・『4シリーズ』照明強化・『5シリーズ』利便性アップ…今秋から欧州で
  4. ルノー『ルーテシア』改良新型、燃費25.4km/L…エスプリ・アルピーヌ設定
  5. スズキ『クロスビー』改良新型、内外装を刷新…215万7100円から
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る