統計開始以来のマイナス…5月の中古車登録

自動車 ビジネス 企業動向

日本自動車販売協会連合会(自販連)が発表した5月の中古車登録台数は、前の年の同じ月にくらべ14%減の37万9706台となり、3カ月ぶりのマイナスになった。14%という減少幅は、1979年に統計を開始して以来、最大の下げ幅となった。

車種別でも乗用車、貨物車全車種が前年を下回った。小型乗用車は前年同期にくらべ15.9%減の18万1939台で2カ月連続の減少、普通乗用車は同10.4%減の14万1073台で6カ月ぶりのマイナスになった。

また、メーカー別では、29カ月ぶりに、全メーカーがマイナスになった。最も落ち込みが大きかったのは、三菱自動車で、新車販売の大幅なマイナスを受けて、同36.8%の減少だった。トヨタ、日産、ホンダも2ケタのマイナスだった。

今年は、5月13日にホンダが『エリシオン』を発売するまで新型車の発売が1台もなかったことが中古車登録にも影響していると見られる。

自販連が1日に発表した5月の新車登録台数は、前年同月にくらべ10.6%減の26万390台と4カ月連続の減少。4年10カ月ぶりに2ケタのマイナスに落ち込んだ。

《編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタの最高峰、新型センチュリーは2ドアに、レクサス『LS』は6輪ミニバンに大変身…ブランド新戦略発表
  2. 「カッコよすぎ!」改良版レクサス『IS』お披露目にSNS興奮!「セダンを出し続けてくれて感謝」の声も
  3. 三菱の新型SUV『デスティネーター』、2025年度グッドデザイン賞に…『デリカミニ』と『デリカ』も部門賞
  4. 新型センチュリークーペ、6輪のレクサス『LS』、次期カローラにミゼットも…トヨタが「ジャパンモビリティショー2025」出展車両を公開
  5. 日産ブースはマンガ文化に着想、主役は『エルグランド』新型…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る