上りきれずにふかしたら…。立体駐車場からあわや転落

自動車 社会 社会

14日午後、山口県防府市内にあるショッピングセンターの立体駐車場で、乗用車が駐車場導入路のカーブを逸脱し、壁面を突き破って前部を1.5mほど建物外に露出させる事故が起きた。

運転していた33歳の男性にケガはなく、外壁の一部が真下に落下したが、歩行者にケガ人も出なかった。

山口県警・防府署によると、事故が起きたのは14日の午後0時15分ごろ。防府市中央町1丁目付近にあるショッピングセンター「防府サティ」にある立体駐車場の導入路で、3階から4階に向けて走行していた乗用車が右カーブを曲がりきれず、そのまま直進。金属製の車止めを乗り越え、さらには外壁も突き破って前部を1.5mほど建物外に露出させた。

外壁の一部が落下したが、買い物客はその場にいなかったため、巻き添え事故は免れた。また、乗用車を運転していた男性にもケガは無かった。

クルマは不安定な状態にあり、落下する危険性もあったため、警察と消防では周囲を封鎖。約1時間をかけて撤去作業を行い、成功している。

警察の調べに対し、運転していた男性は「急勾配で上りきれなくなったため、アクセルを踏み込んだら急加速してしまった」と供述しているという。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【マツダ CX-5 新型】反対を押し切った「一本のプレスライン」が生み出す妙、「原点回帰」めざしたデザインとは
  2. サーキットも通勤路も楽しくなる! スポーツタイヤの“リニアな気持ち良さ”を体感せよ~カスタムHOW TO~
  3. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  4. 日産のピックアップトラック、『ナバラ』新型が11月19日デビューへ
  5. コックピット見えた! 2027年型ポルシェ『718ケイマンEV』、衝撃の価格も発覚
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る