三菱ふそうトラック・バスは、21日開催の定時株主総会と取締役会で役員人事を決定して発表した。リコールなどの一連の事件を受けて開発に携わった常務執行役員2人が退任となった。
役員人事で、以前に開発を担当していた渡辺悠常務執行役員・管理本部長が退任するほか、太田道也常務執行役員・トラック設計本部長が降格で、常務執行役員の職が解かれて役員を退任、トラック設計本部長の職はとどまる。一連のリコール事件の責任をとったと見られる。
また、中根源彦執行役員も退任してふそうテックの社長に就任する。
ディーター・ブール常務執行役員は副社長兼最高財務責任者(CFO)に就任、佐々木康夫資金部長が執行役員・資金部長に就任する。
全て21日付け。