三菱自動車、「信頼回復」と「事業再生」のために組織改正

自動車 ビジネス 企業動向
三菱自動車、「信頼回復」と「事業再生」のために組織改正
三菱自動車、「信頼回復」と「事業再生」のために組織改正 全 1 枚 拡大写真

三菱自動車は、29日付けの組織改正を発表した。シンプルな組織を目指して部の数を2003年度末の230から131に削減する。

リコールなどの一連の事件で信頼回復のための施策として、社外有識者で構成する企業倫理委員会を新設する。委員会は取締役会に直接諮問・答申することで品質・ガバナンス面の監査機能を抜本的に強化する。

また、品質統括本部を新設し、品質保証・管理機能を一元化するとともに、全社的な品質監査、コンプライアンスを推進するCEO直轄の新設のCSR推進本部が品質マネジメントを監査し、改善を推進する。

事業再生のための施策では、外部投資家を再生委員長に任命し、1年間限定でCEO直轄の事業再生委員会を立ち上げる。事業再生のテーマごとに設ける部門横断型のチームが再生委員長に提言、事業再生委員会は執行部隊に実行案を提示する。地域担当は地域別に設定された最終損益に結果責任を持つとしている。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  2. インフィニティは最上位SUV『QX80』にGT-Rエンジン移植、1000馬力超「R-Spec」発表へ…SEMA 2025
  3. トヨタ『ランクル60』に最新V6ツインターボ移植、「ターボトレイルクルーザー」発表へ…SEMA 2025
  4. ホンダ『シビック タイプR』がラリーカーに、競技参戦を想定…SEMA 2025
  5. 三菱自動車、国内販売は5期連続増 2025年4~9月期実績
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る