内外装の上質感が注目されるマツダ『ベリーサ』(28日発表・発売)だが、見えない部分でもクルマとしての基本性能が開発のベースとなった『デミオ』よりも大きく進化している。そのひとつが、安全性が向上したボディだ。
「クルマのハード面で大きく進化したポイントは、実はボディなんですよ。2002年8月に発売したデミオのJNCAPテスト(ジェイエヌキャップ:国土交通省と自動車事故対策センターが自動車ユーザーのために行なっている公式な衝突テスト)結果は、運転席、助手席ともに5つ星なんですが、社内で実施した衝突テストでのベリーサの結果は6つ星でした」(国内マーケティング本部商品ブランドマーケティング部の遊上孝司さん)
「正式な結果はJNCAPテストまで待たないといけませんが、デミオより衝突安全性が向上しているのは間違いありません。来年春のJNCAPテストが楽しみですね」
コンパクトカーといえども、安全性はユーザーのクルマ選びに大きく影響する要素。ボディの進化も含めたベリーサの安全性能の高さは、ユーザーに対しての大きなセールスポイントになるだろう。