【マツダ・ベリーサ発表】エクステリアデザイン

自動車 ニューモデル 新型車
【マツダ・ベリーサ発表】エクステリアデザイン
【マツダ・ベリーサ発表】エクステリアデザイン 全 4 枚 拡大写真

ベリーサのデザイナーは、マツダのデザイン戦略スタジオに所属する栗栖邦彦氏。ユーノス『プレッソ』、『ランティス・クーペ』など、マツダのモデルの中でも個性的なモデルを手がけてきた。

ベリーサのエクステリアデザインのモチーフは光と影。ボディ各部の陰影を明瞭に表現するために、ボディの面質と細部の作り込に徹底してこだわったという。

フォルムは全体的に優しい雰囲気だが、ボディパネルの面に張りを持たせることにより、適度な緊張感を演出。乙女チックなかわいさではなく、デザイン品質の高さが感じられる。また、ボディパネルの張りを強めにしたことは、剛性アップにも寄与している。

細部の作り込みもかなりの凝りようで、ヘッドランプ内のリフレクターは単に反射の機能を満たすだけでなく、片側2灯のプロジェクタービーム、ポジションランプ、ターンシグナルが有機的に関連し合っているかのようにデザイン。

ポジションランプは甘い色に、プロジェクタービームは輝度の高いものにと、色合いにもこだわった。Dピラーからリアフェンダーにかけての曲面も、柔らかな中にもラインが入っていることが視認できるよう工夫を重ねたという。

なお、残念ながらサンルーフはオプション設定されていない。

《井元康一郎》

井元康一郎

井元康一郎 鹿児島出身。大学卒業後、パイプオルガン奏者、高校教員、娯楽誌記者、経済誌記者などを経て独立。自動車、宇宙航空、電機、化学、映画、音楽、楽器などをフィールドに、取材・執筆活動を行っている。 著書に『プリウスvsインサイト』(小学館)、『レクサス─トヨタは世界的ブランドを打ち出せるのか』(プレジデント社)がある。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「本当に世に出るとは」わずか1トンの車体に800馬力V12を搭載、「超アナログ」なスーパーカーにSNS沸く
  2. スズキの人気トールワゴン『ソリオ』開発責任者が語る、「顔だけじゃない」マイナーチェンジの真価
  3. BMW『8シリーズ』初代オマージュの「エディション M ヘリテージ」登場、世界限定500台
  4. ニックネームは“赤いコスモ”、50年前に登場した2代目ロータリースポーツ【懐かしのカーカタログ】
  5. ポルシェ『911』がオフロード車に! 独ルーフが『ロデオ』量産モデルを初公開
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る