日立製作所、リチウム二次電池を高性能化

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日立製作所は29日、日本油脂と共同で、リチウム二次電池用の高性能固体高分子電解質を開発したと発表した。リチウムイオンの伝導度を従来の約3倍に高めた。

リチウム二次電池は、多様な二次電池の中で最もエネルギー密度が高い電池で、携帯電話やノート型パソコンに搭載されているほか、電気自動車などへの搭載も検討されている。

ただ、電解液として有機溶媒を用いていることから安全対策が不可欠となっていた。このため、有機溶媒系の電解質に代わりイオン伝導性ポリマーやセラミックスを用いた固体高分子電解質の開発が行われている。

新開発した固体高分子電解質は、ポリエチレングリコールホウ酸エステル化合物を使うことにより、従来の固体高分子電解質に比べ、実質的なリチウムイオン伝導度を高め電池性能を向上させた。

同技術は、6月28日から奈良県奈良市の「なら100年会館」で開催されている「インターナショナルミーティング・オン・リチウムバッテリーズ」でも公開している。

《編集部》

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