【マツダ・ベリーサ発表】感触で上質を演出…インテリア

自動車 ニューモデル 新型車
【マツダ・ベリーサ発表】感触で上質を演出…インテリア
【マツダ・ベリーサ発表】感触で上質を演出…インテリア 全 4 枚 拡大写真

マツダ『ベリーサ』(28日発表・発売)のインテリアについては、質感重視。といっても、過剰な装備できらびやかに飾り立てるといった守旧的な高級感は追求していない。造形や触感などによって表現される感性品質重視。オプションのウッド調ステアなどを選んでも、演出は控えめだ。

インテリアのベースカラーはオフブラックだが、シート色と同じベージュのトリムを車内にラウンド配置し、明るさとモダンさを演出した。一方、レザーシート仕様はブラック基調で、やや硬質なイメージだ。

ウインドウ面積は充分に広く、視界は良好。フロントシートのショルダー部をラウンドさせ、リアシートのパセンジャーの圧迫感を軽減するなどの工夫もなされている。ガラス厚をデミオの3.5mmから4.0mmに変更し、風切り音やロードノイズなど車外騒音の遮断性も向上させた。車内へのアクセスは、カードキーによるキーレスエントリーだ。

インパネはパーティング、すなわち樹脂パーツの継ぎ目をなるべく見せないようデザインされた。車内は全体的に開放感がある。メーターは白色LEDを使用したオプティトロンタイプ。また室内の随所に、ヘッドランプと連動した間接照明が配される。

スイッチ類、エアコンのダクトなどは丸形で統一。人間がスイッチを操作する時の感触を力と操作量に置き換えて数値化し、滑らかな操作感を追求。スイッチの大きさもエアコン、オーディオと、操作部位によって大きさや感触を統一し、感触によっても上質感を演出している。

《井元康一郎》

井元康一郎

井元康一郎 鹿児島出身。大学卒業後、パイプオルガン奏者、高校教員、娯楽誌記者、経済誌記者などを経て独立。自動車、宇宙航空、電機、化学、映画、音楽、楽器などをフィールドに、取材・執筆活動を行っている。 著書に『プリウスvsインサイト』(小学館)、『レクサス─トヨタは世界的ブランドを打ち出せるのか』(プレジデント社)がある。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 2人乗りの特別なトヨタ『シエンタ』登場に「日本一周したい」「こういうの欲しかったんだよ」など反響
  2. そのホイール、何年使ってる? 知られざるアルミホイールの寿命と見極め術~カスタムHOW TO~
  3. ファン必見!『ミニGSX-R』は1000台注文あれば販売される!?「鈴鹿8耐」最注目の“スズキの隠し球”
  4. 内装はまるで「地中海のヨット」! VWが新型キャンピングカー『グランドカリフォルニア』発表へ
  5. 約10万円で200km以上走るEVバイク登場に「現実的な選択肢」、ベトナムから日本上陸に期待の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る