【スバル・インプレッサ試乗】その4 NA仕様はさらに身近に、1.5リッターに一本化

自動車 ニューモデル 新型車
【スバル・インプレッサ試乗】その4  NA仕様はさらに身近に、1.5リッターに一本化
【スバル・インプレッサ試乗】その4 NA仕様はさらに身近に、1.5リッターに一本化 全 5 枚 拡大写真

6月8日に一部改良を行なったインプレッサ。『STiバージョン』に関しては、足回りやエンジンを中心に走行性能の向上が図られたが、NAのモデルに関しては2リッターのNAを廃止し、1.5リッターに一本化するなど商品ラインナップの見直しが図られた。

1.5リッターモデルのスポーティグレード、『15i-S』にはSTiバージョンと同様の顔つきとなるフロントバンパーを採用、シートもWRXと同様のスポーツシートを装備するなどスポーティなイメージを高めたグレードを設定している。

全車的にはフルオートエアコンを標準装備し、ステアリングも3本スポークタイプに変更。またセンターパネルからセンターコンソールにかけては、フォレスターと部品が共通化され、質感の高いメタル調のパネルに変更されている。

走りについては大きな変更はないものの、ダンパーやスプリングに若干の仕様変更が加えられていることもあり、幾分落ち着きを増している。路面の凹凸に関しては衝撃を素直に吸収し、コーナリング体制に入ったときにはシッカリとクルマを安定させてくれる。

インプレッサの1.5リッターモデルは、今回の変更からSTiバージョンの高い走行性能のイメージを受け継ぐ、スポーティな演出を多用している。そしてそのイメージを損なわない高い走行性能を、1.5リッタークラスの中で発揮している。通常のコンパクトセダンやステーションワゴンに飽きてしまい、クラスより一歩抜きん出た性能を求めたい人に自信をもってオススメできるモデルだ。

《岡島裕二》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  2. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  3. カワサキ『Ninja ZX-25RR』を日本初導入、価格は105万2700円 スタンダード版「25R」は廃止
  4. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  5. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  4. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る