【マツダ・ベリーサ発表】シート本来の機能性が高い!

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【マツダ・ベリーサ発表】シート本来の機能性が高い!
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マツダ『ベリーサ』(6月28日発表・発売)の開発陣がとくにこだわりをみせるのは、前後のシート設計だ。フロントシート、リアシートとも、クッションストロークとサイズをしっかり取った、機能性の高いものに仕上げている。

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フロントシートは、クッション部のベースフレームについては2クラス上のDセグメントモデルである『アテンザ』用を使用。そのうえでデザインやウレタンの配置について独自にチューニングし、体圧分散を最適化している。シートバックも高さを596mmと充分に取り、疲れを軽減する。

リアシートはシートスライド、ダブルフォールディングなどの複雑なアレンジ機能はなく、分割可倒のみ。可動部分を減らしたぶん、シート本来の機能である疲労軽減を追求している。

ヒップポイントのクッション厚は110mmと欧州車並みであるうえ、座面の前後長も492mmと、同クラスの国産車に比べると10%前後も大きい。

後席の居住性が犠牲になりがちなBセグメントにおいて、前後席とも長距離走行に耐えられる居住性が確保されているという点は、ベリーサの大きな個性であると言ってよい。

《井元康一郎》

井元康一郎

井元康一郎 鹿児島出身。大学卒業後、パイプオルガン奏者、高校教員、娯楽誌記者、経済誌記者などを経て独立。自動車、宇宙航空、電機、化学、映画、音楽、楽器などをフィールドに、取材・執筆活動を行っている。 著書に『プリウスvsインサイト』(小学館)、『レクサス─トヨタは世界的ブランドを打ち出せるのか』(プレジデント社)がある。

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