父親にはねられた1歳児、ドクターヘリで搬送されるも…

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2日朝、和歌山県串本町内の駐車場で、39歳の男性がクルマをバックさせたところ、1歳4カ月の次女をはねた。女児はドクターヘリで和歌山市内の病院に搬送されたが、間もなく死亡している。

和歌山県警・串本署によると、事故が起きたのは2日の午前8時10分ごろ。串本町串本付近の民家に隣接する駐車場で、近くの家に住む39歳の男性が出勤するため、自分のクルマに乗り込み、方向転換しようとバックしたところ、後方にいた1歳4カ月の次女に気がつかず、そのままはねた。

男性は衝撃を感じ、すぐにクルマを止めて次女を救出。119番通報したが、町内には重傷に対応できる小児科医がなく、119番は和歌山市にある和歌山県立医科大学附属病院にドクターヘリの出動を要請。

次女はヘリコプターで約100km離れた場所にある病院に搬送された。搬送先の病院に到着後すぐに治療が開始されたが、次女は転倒した際に頭を強打しており、まもなく死亡した。

警察では業務上過失傷害容疑で男性から事情を聞いているが、事故の直前まで次女は母親と一緒に家の庭にいたという。ところが母親が目を離したわずかな隙に駐車場まで歩き、そこで事故に遭ったらしい。

次女はすでに一人歩きができるようになっており、警察では出勤する父親の後を追って、駐車場まで歩いていったとみている。

《石田真一》

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