【ストラーダ HDS950長期リポート その5】抜群の位置精度とリンクした交差点拡大表示

自動車 テクノロジー カーナビ/カーオーディオ新製品
【ストラーダ HDS950長期リポート その5】抜群の位置精度とリンクした交差点拡大表示
【ストラーダ HDS950長期リポート その5】抜群の位置精度とリンクした交差点拡大表示 全 4 枚 拡大写真

パナソニック・スタトラーダシリーズのカーナビは、これまでの製品でも測位性能が高く、知らない場所でも安心して使えるということが特長であり、ほかのメーカーに対する大きなアドバンテージのひとつといえた。

【画像全4枚】

今回発売された『HDS950』はストラーダシリーズのハイエンドモデルだが、今までのストラーダと大きく違うのは、画面サイズが高精細なワイドVGAとなり、従来モデル以上に地図がはっきりと表示されることになったことだろう。

パナソニック製カーナビには、これまでにもVGAモデルが存在したが、ストラーダシリーズ以降で採用された「ウルトラ1チップ」を使用するVGAモデルはHDS950が初めてとなる。「画質4倍」を謳うモデルだが、測位性能がこれまでと同様の精度を確保しているのかどうかは、長期インプレッションを開始する前に感じていた最大の関心事だった。

実際に使用してみた感想といえば、結論からいってしまうと「これまでのストラーダ以上の精度を持っていた」ということ。

通常画面での位置精度の確保はもちろんだが、とくに交差点拡大図表示のときのカウントダウンは「すごい!」と素直に思えるほど素晴らしいものになった。描画精度が高いだけに、現在地と画面上との位置に差異が生じることもあるのではないかとも思っていたが、そんな心配はまったくいらない。

VGA化によって画面も見やすくなっていて、知らない土地でも安心感は格段にあがった。位置精度が秀逸なので、細街路に入った場合でも間違いなくクルマを進めることができる。

カーナビの使命は「位置精度の正確さ」ではないかと、日ごろ感じているのだが、HDS950はハイエンドモデルにふさわしい精度を持っているといえよう。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 分割式で取り付け簡単、MAXWINの金属製スノーチェーン「K-TIR08」発売
  2. トヨタ『ハイラックス』新型、まずはディーゼルの5グレードを豪州発売…約355万円から
  3. トヨタ『RAV4』新型、ジェイテクトの協調操舵技術「Pairdriver」初搭載
  4. メルセデスベンツ、新型電動ミニバン『VLE』を2026年3月世界初公開へ
  5. 「5速MTを残すのは漢」新型スズキ『ワゴンR』に反響続々! デザイン統一にも「思い切ったな」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る