姉弟の乗った原付バイク、踏切へ強引に侵入

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7日夜、愛知県知多市内の名古屋鉄道常滑線の踏切で、2人乗りの原付バイクが遮断機が下りているにも関わらず侵入し、通過中の普通電車と衝突する事故が起きた。

この事故で原付バイクに乗っていた13歳の少年が死亡。15歳の少女が重体となっている。2人は姉弟とみられ、警察ではどちらが運転していたのかを調べている。

愛知県警・知多署によると、事故が起きたのは7日の午後7時55分ごろ。知多市八幡付近の名古屋鉄道常滑線、寺本−朝倉駅間の踏切で、すでに降りていた遮断機の遮断棹を突き破り2人乗りの原付バイクが踏切内へ侵入。直後に現場を通過しようとしていた金山発常滑行き下り普通電車にはねられた。

2人は線路脇に投げ出され、13歳の少年が全身を強打して間もなく死亡。15歳の少女が頭を強打して重体となった。後の調べで2人は近くの中学校に通う姉弟と判明している。

2人は父親が入院している東海市内の病院へ見舞いに行く途中だったとみられ、警察では姉と弟、どちらが運転していたのかを調べるとともに、姉の回復を待って踏切に突入した理由について特定したいとしている。

現場は国道155線と常滑線が交差する踏切で、交通量も多いことから遮断機と警報機は設置されており、事故当時も正常に動作していたという。

《石田真一》

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