【新聞ウォッチ】運転中の携帯通話は罰金6000円

モータースポーツ/エンタメ 出版物

気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2004年7月9日付

●三菱自動車、岡崎工場、閉鎖前倒し、2005年末、従業員他の4工場へ(読売・10面)

●欠陥はしご車全国で事故、消防庁調べ(読売・38面)

●運転中の「携帯」普通車6000円、原付5000円。反則金案を公表(読売・38面)

●三菱車、クラッチまた亀裂、リコール対象6台に(朝日・38面)

●富士重工とサーブ/SUV共同開発(毎日・10面)

●マツダ、7車種リコール(毎日・31面)

●ブランドの危機、追跡三菱自動車、外資の支配、自浄能力なく改革先送り(産経・10面)

●「無限」社長の敗訴破棄(産経・29面)

●トヨタ、ダイハツ共同開発車受注が好調(東京・8面)

●奥田・経団連会長、社会保険庁人事「大いに歓迎」(日経・5面)

●中国の乗用車販売、上海GM、2位に、1−6月(日経・9面)

●ブランドを磨く:さらば「サニー」伝統より新鮮イメージ(日経・12面)

●トヨタ、ベトナムで部品調達、タイで供給、世界戦略車向け(日経・13面)

ひとくちコメント

今年6月に成立した改正道路交通法の施行を前に、警察庁は罰則付きで禁止されることになった運転中の携帯電話使用などの反則金を定めた道交法施行令の改正試案を公表した。

きょうの読売などが報じているが、改正試案によると、罰則が「5万円以下の罰金」となった「運転中に携帯電話を手に持って通話やメールをする行為」の反則金は、原動機付自転車が5000円、普通車とオートバイが6000円、大型車が7000円としている。

また、運転免許証の違反点数はいずれも1点。交通違反は本来犯罪だが、軽微なものについては反則通告制度が設けられており、一定期間内に反則金を納めると刑事手続きに移行しない模様。

きょう9日から1カ月間、一般からの意見を募集したうえで正式決定し、年内に施行するという。反則金が高いか安いかの論議もいいが、運転中の携帯電話は注意も散漫になって事故を引き起こしやすい。安全面からは当然の措置と思われる。

問題はスピード違反同様、取締方法をどうするのかであるが、行き着くところはドライバーのマナーにかかってくる。

《福田俊之》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  2. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
  3. 新型『ムーヴ』『ステラ』のコーナリング性能を向上、ブリッツの車高調「DAMPER ZZ-R」シリーズ
  4. 日本初のクルマ専用「除湿剤」が登場、最長180日間快適に
  5. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る