いすゞがタイ事業を強化、生産事業体を連結子会社化

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いすゞ自動車は、タイでの生産機能の強化、連結経営の強化を図るため、一部事業会社への増資、統合を行い、生産事業体すべてを連結子会社化すると発表した。

いすゞは今年7月と9月に、タイの組立会社の泰国いすゞ自動車に70億バーツ(約185億円)増資し、いすゞグループの出資比率を49.8%から70%超に引き上げて連結子会社化する。9月末を目途に、タイの生産統括会社でいすゞの連結子会社のいすゞタイランドの事業・資産を統合する。
これによって生産統括機能の強化、商品競争力の向上、重複機能を排除して経営の効率化を図る。

今回のいすゞの増資で、泰国いすゞ自動車が出資している泰国いすゞエンジン製造、プレス部品・金型製造のタイ・インターナショナル・ダイ・メーキングもいすゞの連結子会社となる。さらに、タイの開発情報センターの泰国いすゞテクニカルセンターのいすゞグループの出資比率を100%に引き上げ、日本からの開発機能の移転を加速する。

いすゞはタイの商用車販売でシェアNo.1で、ピックアップトラックの販売でも8年連続でNo.1となっている。

《レスポンス編集部》

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