ホンダは、子会社のホンダエンジニアリングの中国現地法人を設立すると発表した。ホンダの中国事業の拡大に伴って、生産台数の増加、新機種の投入など、安定的に実現するため、生産技術の現地支援活動を強化する。
中国現地法人は、各生産拠点での量産設備の進化・改良、高精度な生産金型の現地生産など、現地の生産現場に密着した生産技術の支援活動を行い、時間、コストとも効率の向上を図る。
ホンダエンジニアリングの海外拠点は北米、欧州、タイに続いて4カ所目。
新会社は「本田生産技術(中国)有限公司」で、広州本田に近い広州市広州経済技術開発区に8月に新設する。資本金は818万ドルで、ホンダエンジニアリングが80%、本田技研工業(中国)投資有限公司が20%出資する。
新会社は中国生産拠点の量産設備の進化・改良、新機種立ち上げ支援、金型の生産を行う。