フィアットオートジャパンは15日、人気車アルファロメオ『156』など2000台あまりに不具合が見つかったとして国土交通省にリコールを届け出た。
02年5月−04年1月に生産した「2.5V6」、「スポーツワゴン」、「スポーツワゴンGTAセレスピード」、1194台は右ハンドル車のパワステホースと触媒遮熱板のすき間が狭いため、ホースが熱で損傷し、パワステオイルが漏れて車両火災になるおそれ。
また、03年8月−04年4月に生産した『147』の「3.2GTA」と156系(2.5、3.2、スポーツワゴンなど4車種)、898台は、燃料パイプとデリバリーパイプを接続しているコネクター部分で、抜け防止のクリップが取り付けられていない車両があり、燃料パイプが外れてエンストし、再始動できなくなるおそれ。