車上荒らしに公判資料を盗まれる

自動車 社会 社会

福岡地検は14日、同地検の検事が車上荒らしの被害に遭い、公判資料を盗難されていたことを明らかにした。警察には届け出を済ませており、警察が窃盗事件として捜査を行っているという。

福岡地検によると、事件が起きたのは13日の午前0時30分から午前0時50分の間とみられている。同地検で公判を担当する29歳の検事が乗用車で帰宅途中、福岡市早良区小田部2丁目付近にある書店に立ち寄って買い物を行い、クルマに戻ったところ、助手席のガラスが破壊されているのを発見した。

助手席のシート上には、この検事が担当している事件の公判資料が収められたバックが置かれていたが、これが盗まれていることを発見。検事はその場で警察に通報、福岡県警・福岡西署に盗難の被害を届け出た。

検事は自宅に資料を持ち帰り、仕事を続ける予定だったと説明しており、同地検でも「それ自体は別に珍しくもなく、認められていること」と説明している。しかし、容疑者などのプライバシーを記した書類の管理としては問題があったことにもなり、これについては「配慮が足りなかった」と謝罪している。

なお、公判については書類の補充が可能なため、問題なく行われるという。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
  2. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  3. リトラと決別した「ワイルド・キャット」、3代目ホンダ『プレリュード』【懐かしのカーカタログ】
  4. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
  5. 快進撃のヤマハ、次は「親しみやすいスーパースポーツ」で勝負!?「鈴鹿8耐2025」注目の1台
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る